SJISについて | 歴史沿革
シドニー日本人学校(現:シドニー日本人国際学校)は1969年5月(昭和44年)に、シドニー日本人会総会で日本人学校の設立が決定され、先進国で初めての在外教育施設として誕生しました。
最初はリンドフィールド地区の教会を借りて開校し、児童数は当時33名でした。1970年(昭和45年)にニューサウスウェールズ州教育省により、オーストラリア私立学校としての認可を受け、翌1971年(昭和46年)に現在の場所であるテリーヒルズに新校舎が完成しました。
その後、学校はNSW州認可の私立学校として、学級定員の10%以内でオーストラリア国籍の子どもたちも受け入れるようになり、5年後には7名のオーストラリア人児童が日本語で素晴らしい進歩を遂げました。
1975年には、オーストラリア人児童の英語の学力不足を解消するために「国際学級」が創設され、世界の日本人学校の中では珍しく日本人学級と国際学級が併設されている学校となりました。 平成の初めには、校舎の破損や老朽化により建て直しが行われ、1996年に現在の2階建て24教室の新校舎が完成しました。
その後も、地域社会との交流や日豪親善に努め、2019年には創立50周年を迎え、学校名を「シドニー日本人国際学校」に改名しました。教育理念も見直し、日豪社会、そして世界に貢献する国際人を育てる学校として、職員一丸となって取り組んで行きたいと考えております。
グローバルな人材を育んで50周年
2019年、SJISは50周年を迎えました。 SJISの教育には、学問における卓越性だけではなく、日本やオーストラリアの芸術や文化も息づく豊かなマインドも含まれています。
子どもたちはグローバルな環境と遊び場に身を置き、グローバルマインドを身につけ、常に変化し相互につながっている世界で活躍できる能力を身につけます。
当校は、日本とオーストラリア、双方の文化的伝統を大切にし、質の高い革新的な教育を提供していることに誇りを持っています。